セルフチェックでうつ病か確認しよう[早めに気づくことが大事]

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ストレス社会による病

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治療方法には何があるのか

長時間労働や過剰な成果主義など、過酷な職場環境やいじめや複雑な人間関係が生じやすい学校生活などストレス社会にある今日は、うつ病になる人も少なくありません。うつ病になると、気分が落ち込んで憂鬱な気分になったり、寝つきが悪かったり夜中に目が覚めるといった症状が現れます。他にも、「物事に興味が持てない」といったものや「自分はダメな人間で存在する価値がないと考える」などこういったうつ病の症状のチェックリストは、「うつ病」でインターネット検索をすれば見ることができますから、気になる症状があればチェックしましょう。症状がひどくなると、仕事や学業などに支障が出るだけでなく、中には自ら命を絶ってしまう人もいます。そのため、チェックした結果、あてはまる項目が多い場合、酷くなる前に一度医療機関を受診して心の状態をチェックしたほうがよいといえます。では、医療機関でうつ病の診断が下りたら、どのような治療を行なうのでしょうか。一つが、薬物療法です。抗うつ薬を服用します。抗うつ薬はすぐに効果があらわれるわけではありません。徐々に症状が改善されていくので、焦らずに服用を継続していくことが大切です。飲み始めは、吐き気といった副作用がでる場合もありますが、これもやがて治まっていくようです。服用を始めてから2週間くらいや薬の増量により、イライラしやすくなったり興奮しやすくなったり、不安になったりといった症状が出ることがあります。これらの症状が出た場合は、医師に相談して対処してもらうことが大切です。うつ病の治療は、他にも心の休息が大切です。人間はストレスとなるようなことが続いた上に、睡眠が十分にとれなかったり、家族や友人などの十分なサポートが受けられなかったりといった事態になると脳機能が変化してしまいます。この脳機能の変化により、物事のマイナス面ばかりをとらえてしまうようになったり、家族や友人などのサポートも十分でないと感じてしまったり、些細なことで不安に陥るようになってしまいます。こういった悪循環によりうつ病を発症してしまいます。そのため、心の負担になっているものを減らして、心の休息をはかる必要があります。うつ病の治療には、カウンセリングや精神療法もあります。カウンセリングとは、カウンセラーと対面して話をすることで、相談者の抱える実生活の悩みや問題に相対していけるように導いていきます。カウンセラーは、具体的な解決策を提示することはありません。精神療法は、患者の心的態度を調整していくことで、人格の成長や精神症状の改善をはかります。治療は、長く時間を要することですから、治療にあたって患者自身が注意しなくてはならないこともあります。まず、離婚や退職といった人生の大きな決断をすることは避けましょう。「物事のマイナス面ばかりとらえてしまう」という、うつの症状により退職や離婚といった決断をしてしまう人がいます。しかし、環境が悪化することで新たなストレスを生じさせてしまったり、友人や家族といった周囲からの理解を得られなくなったり、結果サポートを受けられにくくなる事態に陥ってしまいます。症状が重くて辛い時期には、重大な決断をしないようにしましょう。治療中は良くなったり悪くなったりと波があります。自分で良くなったと感じても、取り戻そうと頑張ってしまうことは避けましょう。