セルフチェックでうつ病か確認しよう[早めに気づくことが大事]

医師

自分の状態に敏感になろう

男性

うつ病は、症状がはっきりしないことも多く、なんとなく意欲がわかなかったり体がだるくなったりという感覚から始まることも多いため、病気として認識しない方も多くいます。そのため、気の持ちようだと考えてしまい、対策をとらないまま今の状態を続けていくことで病状が悪化し、深刻な状況になってしまうこともあるのです。こういったことを防ぐためにはうつ病の初期に気がついて治療を始めていくということが重要です。早い段階で治療を始めれば、治療期間も短くて済み、元の生活に戻ることもしやすくなるのです。そのため、セルフチェックをきちんと行っていくことは重要になります。まずは自分の状態を振り返ってみましょう。以前と比べて極端に変わったことがあれば、それに理由があるかどうかを考えてみてください。たまたま忙しい日が続いたから疲れがたまっているというのであればゆっくり休めばよいので、休んだ後は元に戻るはずです。しかし、休んでも元に戻らない場合や特に他が変わっていないのに疲れが抜けないため何もする気が起きない状態になっているという場合はうつ病の可能性もあります。気持ちの落ち込みや意欲がなくなるなどというときは要チェックです。もちろん他の病気の可能性もあるので、自分でチェックしてみて異変を感じるようであれば、早めに受診をするのがおすすめです。最も分かりやすいチェックポイントは、自分の以前好きだったことに取り組んでみることです。それすらやる気が起きない、やってみても楽しくないという場合は異常と考えられるでしょう。あくまで以前との比較ですから、自分が一番よくわかることです。自分自身で確認してみるということがまず大切です。変化を自覚できることでうつ病の治療にも前向きに取り組みやすくなります。自分ではなく周りが気が付く場合もあります。例えば、身だしなみに気を遣わなくなったことや、ボーっとしている時間が多くなったということです。近くにこういった変化がみられる人がいれば、病院への受診を勧めるのが良いでしょう。周りの人にこうした変化を指摘された場合には、うつ病の可能性もあると考えて受診を検討してみましょう。この程度で受診していいのか、と思う方もいるでしょうが、自分や周囲にはっきりわかるような変化が出ている時点でかなり深刻な状況であるといえますから、まずは受診して医師に相談してみましょう。インターネットや書籍に、うつ病のチェックポイントがまとめられているものもあります。そういったものに目を通して見て、多くの項目であてはまるようであれば、早めに病院に行ってみることをお勧めします。うつ病は単なる怠けや弱さではなく病気です。治療する方法もあるものです。だからこそ、苦しんでいる状態をそのまま続けていくのではなく、今より状態を良くしていくことでより良い人生を送ることができるようにするために、受診や治療が必要であれば積極的に取り組みましょう。自分で状態をチェックし、変化に気づくということは治療の第一歩となる大切なステップですから、ぜひ自分の状態に気を配ってみてください。